認知症と鍼灸治療養生灸のススメ

category : 鍼灸治療 2011.6.28

認知症患者の鍼灸治療

認知症のついていろいろ学んできましてが、いかがでしたでしょうか?

今の医学ではなかなか認知症を治すというのは難しく、早期に診断して、認知症の進行を遅らせる大切さがわかったと思います。

さて、今回は認知症の患者さんを鍼灸院ではどう治療していくのか考えていきましょう。

鍼灸院ではどちらかというと、「今まで診ていた患者さんが認知症になる」というケースが多かったり、「他の病気で治療を受けにきた人が、認知症であった」ということがあります。たまにあるのが、会計を済ませた後に、少し話をし、その後「まだお金を払っていなかったね」と言ってまた財布を取り出したりすることがあります。やはり鍼灸院でも「何かおかしい」と感じた時には、それとなく病院を受診しているのか確認し、どこにも行っていないならばまず受診することををすすめます。

鍼灸治療の実際

患者さんが受診し、薬物治療などを始めたとしても、他にいろいろな症状があるので鍼灸治療もしていきます。

まず考えなければいけないのは、認知症がなるべく進まないようにすることでしょう。

認知機能が低下すると意欲が低下し、外に出なくなってしまい、さらに認知症が進んでしまいます。そこで患者さんにある症状を一つ一つ取り除くことで、なるべく体をいい状態に保ち、外出する機会を増やすことによって、患者さんの社会性の低下を防ぎます。

例えば、「筋肉のこわばり」などは鍼をすると筋肉が緩みます。こわばっている筋肉の他にも、百会陽陵泉といったツボは筋肉を緩めてくれます。便秘などの自律神経症状なども、不快な症状として生活の質を下げてしまいますので、鍼や灸をして解消していきます。これには関元中封といったツボがよく効きます。

また脳卒中を防ぐためために、生活習慣病に対しても鍼灸治療をしていきます。高血圧や高脂血症などは鍼灸治療を続けるとよくなることがあります。

このように鍼灸治療で体の調子を整えていくことで、日常生活を快適に遅れるようにしていきます。

どの治療法でもそうですが、一朝一夕でよくなるということはありませんので、しっかりと続けて今の状態を維持していくことが大切です。



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